甘い話にはリスクがつきもの
上がる物価に上がらない給料。
普通に働いても貯金なんてできない、オシャレも遊びも楽しむ余裕がない。
だったら若さと可愛さを武器に稼げばいいという安易な考えでパパ活に手を出す女子が後を絶たない今、パパ活業界はすでに供給過多状態です。
それでも大手の交際クラブは友達紹介キャッシュバックなどで次から次へと新しい女の子を入れ会員男性の目を楽しませている。
もはや「友達の紹介だから」とか「食事だけで稼げるって聞いたから」とか、そんな理由で登録して稼げるのは運のいい少数の女性だけ、大抵は数人の男性に風俗嬢のように扱われて終わりです。
登録はしたものの、誰からも呼ばれることなくプロフィールを晒すだけになる女性も実は多い!
それでも可能性があるなら、数回でも高額のお小遣いをもらえるならいいと思う人もいるでしょうが、実はその数回が大変な後悔につながることもあります。
「もちろんリスクは承知の上!」「リスクを恐れてたら大金は手にできないでしょ!」という潔さも悪いことではありませんが、一生を壊すリスクだってあるんです。
甘い話にリスクはつきもの。
リスクを負ってまでやりたいのか、やらなければならないのか、ダメージを負ってしまった時に本当に後悔せずにいられるのか・・・
これを読んで少し考えてもらえると嬉しいです。
パパ活の実態
ぽさのふぁんはシングルマザー歴が長く、お金になるなら何でもやります状態で生きてきたので交際クラブも経験者。
大手の交際クラブに長年登録していたのでそれなりの人数を紹介されてきました。
で、それなりの人数の男性会員を見てきて思うのは、確かに昔は良かった。
本当にお金のある人しか登録していなかったので夢のようなデートができたし、長い交際を望む男性が多かったです。
本当に愛人を探しているといった感じでした。
ところが不景気で女性会員が増え、入会基準を下げて男性会員を増やした結果、男性会員の質が大幅に下がっていきました。
今や、お金持ちとは言い難い男性会員が大半を占めています。
ここ数年の性病蔓延の影響もあり、「風俗嬢よりは病気のリスクが低いだろう」という考えで交際クラブを利用する男性が増え、そういう男性が次から次へと違う女性とデートする。
女性は特定の男性が見つからなかったり、複数男性と同時進行で稼ぎたいから次から次へと違う男性とデートする。
性病が更に蔓延するという悪循環になっています。
そして性病の質も上がっているという恐ろしい状態。
薬を飲めば治る程度のものならいいですが、一生のお付き合いになる性病もあるんですよ。
これは本当に怖い!
そして、もう一つ怖いのが性病と同じように静かに蔓延している薬物。
これも本当に怖い!
一歩間違えたらぽさのふぁんも薬物依存にされていたのでは、という怖い経験をしたことがあるので書いておきますね。
ぽさのふぁんが経験した怖い話
某交際クラブで紹介された50代前半男性Aさん。
とても優しく紳士的な人でした。
食事は高級ホテルのレストラン、食事の後は同じホテルのバーへ。
服や持ち物などから大金を使える人であったのは間違いないはず。
断る理由は無いので夜をご一緒する関係になりました。
シャワーを浴びて出てくるとコーヒーを入れて手渡してくれる。
ぽさのふぁんはコーヒーが嫌いだったけど、優しくて素敵な人だと感じたので頑張って飲みました。
そして男女の時間を楽しみ、ふと時計を見ると6時間も経過している。
見間違いかと思い何度も確認したけど間違いなく6時間経過している。
ここで何か変だと気付けば良かったのですが、その後も2回Aさんと会い関係を持ちました。
その度に飲まされるコーヒー。
そして、その度に時間感覚がおかしくなる。
何か変だと感じ、シャワー室に行ったふりをして数分後に部屋に戻ってみると、Aさんがテーブルの上で何かをトントン砕いているのを見てしまい、そこで初めて確信。
あれは有名な悪しき薬!!
優しく作ってくれていたコーヒーに混ぜて飲まされていたんです!
慌てて逃げだし二度と会うことなく、幸いにもぽさのふぁんが依存症になることもありませんでしたが、Aさんによって依存症になってしまった女性もいるのではないかと思うとゾッとする話です。
ちなみに、コーヒーは苦みが強いとは感じましたが、ミルクと砂糖がたっぷり入っていたためか飲めないほど苦いというわけではなく、コーヒーを飲み慣れていない人がこれをやられたら誰でも気付かずに飲んじゃうと思います。
本当に気を付けて下さい。
性病の危険
最近だと梅毒の蔓延が有名ですが、他にもたくさんの病気があり相手の感染有無を確かめるのは正直難しいです。
例えば尖圭コンジローマや陰部ヘルペスのように明らかに出来物があれば気付く可能性もありますが、初期のあまり症状のない状態だと気付かないことが多く、エイズのようにかなり進行しないと症状の出ないものもあります。
そして、症状のない間にも誰かに感染させる可能性があるというのが恐ろしいところ。
薬で治るならいいですが、体の中にウィルスが残ってしまい再発を繰り返すという厄介なものもあります。
ぽさのふぁんも厄介な種類の性病に感染してしまった一人です。
ぽさのふぁんが感染したのは陰部ヘルペス。
3年ほど前に排尿時の猛烈な痛みで病院に行き、発覚しました。
とにかく凄い痛みで、トイレに行くのが恐怖、排尿のたびに唸っていたほどです。
病院では5個ほど潰瘍があると診断され、飲み薬をいただきました。
薬を飲むと少しずつ痛みが軽くなっていき1週間ほどで治ったのですが、それ以降、疲れた時、ストレスが溜まっているとき、生理の時、毎月のように再発するようになりました。
とくにツラかったのが旅行。
旅行の移動ってかなり疲れますよね。
楽しい旅行の最中に再発しちゃうので、楽しめないんですよ!
エッチもできない!
再発中はもちろん、症状のない時も相手に感染させてしまうのではないかと思うと怖くてエッチもできなくなってしまいました。
何とかならないかと調べたら、バルトレックスという薬を長期的に毎日飲むことで再発を予防でき、万が一再発しても症状が軽く済むという方法があることを知りました。
ただし、薬ですので副作用が出る可能性があると説明を受けた上で、ぽさのふぁんは再発を防ぎたい一心で試してみることにしました。
そして1年半ほど再発のない快適な日々を過ごしていたのですが、恐れていた副作用が出てしまいました。
しかも一番恐れていた腎機能低下。
これにより薬が飲めなくなり再発に悩まされる日々に逆戻りです。
今後も再発に悩まされて生きていくと考えると日頃はポジティブなぽさのふぁんでもブルーになります。
では、誰に移されたかというと、これがいくら考えても分からないんです。
そもそもぽさのふぁんは看護学校に行っていたので医療知識があり、性病の怖さを知っていたので相手の体は常にチェックしていました。
ヘルペスの水膨れや潰瘍があれば必ず気付いたはずなんです。
でも、誰にも無かった。
そして、誰とも性交渉をしていない時期に発症したというのが不思議な点で、誰から感染したのか本当に分からないんです。
だから移した相手に怒ることもできず、ただ受け入れて生きていくしかない。
泣いて怒鳴って文句を言いまくれたら気持ち的に少しはラクなんですけどね~
ぽさのふぁんが思うこと
ぽさのふぁん自身いろいろやってきてるからあまり偉そうに言える立場ではありませんが・・・
でもね、未来ある若い子たちには自分を大切にして欲しいと心から思います。
今は大切な人もいなくてフリーでも、数年後には大切な人が隣にいるかもしれない。
大切な家族に恵まれているかもしれない。
今は「今」しか見えなくても、「未来」は必ず訪れます。
その「未来」は良くも悪くも「今」の自分には想像のつかないもの。
その「未来」を少しでも良いものにしたいからリスクを背負ってもお金が欲しいと思ってしまうのも分かるけど、そのリスクは大きすぎて未来の幸せを壊してしまう可能性がある。
だから、よく考えて!ってぽさのふぁんは思います。