生まれた家で人生の大筋は決まってしまう
人は生まれる家を選べない。
なのに、生まれた家庭で大まかな人生が決まってしまう。
お金持ちの家で何不自由なく幸せな人生を歩む人もいれば、貧乏な家で努力をしても限界の見えた人生の人もいる。
場所、親の資産、親の考え方次第で人生の大筋は決まってしまいます。
親が勝手に選んだ地で、親の勝手な価値観で人生が決められてしまうなんて理不尽な話ですよね。
例えばぽさのふぁんは北関東の田舎町で生まれ、学力は遺伝だと思っていた親に育てられ教育にお金をかけてもらえませんでした。
「私の子なら出来て当たり前よね」
それが母の口癖でした。
友達、学校、全て母が選び、看護学校に行きたいと言っても反対され、中の下の学力で何一つ秀でたものなく成長。
田舎町だから仕事は小さな会社の事務員くらいしかない。
安月給の事務員をして、同じ地の誰かと結婚して、子供を生み育て冴えない人生を送る。
それが私に決められた大筋の人生。
大学で東京に行った友達が羨ましくて、それでも「ここで生まれたんだから、ここで生きるしかない」と希望のない若い日を過ごしていました。
ところが、子供ができ、自分の子には選択肢のある自由な人生を歩ませてあげたいと思った時、最初に考えたのは「この地でいいのか」ということでした。
自分が生きている今の地で育てられることを子供は望んでいるのか。
学校、仕事、あらゆることに選択肢の多い地で育ててあげることが、子供のためになるのではないか。
そう考えた時、ぽさのふぁんが子育てに相応しいと思う地は東京しかなく、親の反対を押し切り子供を連れて上京しました。
親戚一人いない東京に子供を抱えて来たので苦労はしましたが、この判断がぽさのふぁんと子供の人生を変えたと思っています。
思ったときが転機
現状に疑問を持った時、考えた時が転機なんだと思います。
仕事を辞めたい、今のコミュニティーに疲れた、どんなことも自分が思ったら人の意見よりも自分の思うままに動いてみるのが大切だと思います。
それが後悔のない人生に繋がるし、そこから人生が変わります。
失敗したと思ったら、また思うままにやってみる。
自分の人生は自分で決める、そう思って動くことで人生は変わっていくんだと思います。
それでも、生まれた家庭によってできることには限りがあります。
例えば会社を辞めて大学に入り直したいと思った時、起業したいと思った時など、親からお金を援助してもらえる人は簡単ですが、親からの援助を受けられない人は諦めるしかなかったりしますよね。
実に理不尽な話です。
でも、そこですべてを諦めてしまうのではなく代替案を考えれば違う道が開けることもあります。
小さな田舎町や厳しい家庭で育った人は何事にも臆病で諦めよくなっていて代替案が浮かびにくい、浮かんだとしても実行に移しにくい傾向にありますが、「まずはやってみる!」という考えが大切です。
大切なのは結果
とはいえ、やはりリスクが気になってしまいますよね。
最速でお金を作りたいからと犯罪に手を出せば確実に悪い方に人生が動いてしまいますが、リスクを考え過ぎたら何もできなくなってしまいます。
極論で言うなら、大学に入り直したいから学生期間の生活費を用意したい、だから風俗でアルバイトをする。
「そんなバカなことを!」という人もいるでしょうが、そういう人が何をしてくれるのか・・・
目標をもって、その目標のために頑張り、目標を達成できたら自画自賛の嵐ですよね。
知り合いにバレる、病気を移される等のリスクはありますが、最大限の注意をはらって背負う覚悟があるなら何もしてくれない他人の言葉は右から左、思うようにやってみてもいいと思うんです。
実際に、ソープランドで休みなく働きビルオーナーになった女性の話を聞いたことがあります。
今その女性の周りにいる人は、どうやってそのお金を作ったのか知らない人達でしょう。
リスクを背負って結果を勝ち取ったのです。
とはいえ、ホストに貢ぎたいから海外出稼ぎに行くとかは目標そのものを間違えているし、リスクを超えた自殺行為です。
誰かに反対されたら、素直に聞く耳を持つべきでしょう。
先を思い描き生きることで未来は変わっていく
しかし、どんなに努力をしても生まれた家庭環境で達成可能な位置に違いがあることは否めません。
スタートが出遅れているだけでなく、コース外からレースに参加するようなものですから。
それでもね、努力次第で決められてしまっていた人生よりは良くすることが可能!
これは間違いない!!
自分が生まれながらに置かれてしまった状況を把握し、ただ今を生きるのではなく先を見て、その先に今以上の何かを想い描き、目指すことで人生は変わっていきます。
思い描いた未来は手にできなくても、理想に近い未来を手にできる!
最初の一歩を踏み出せるのは自分しかいないんです。
未来を変えられるのは自分だけ。
と、ぽさのふぁんは思います。